こんにちは、四日市市で社労士をしております、宇佐美です。
「社員のスキルアップをさせたいけど、研修費がかかるし…」
そんな悩みを抱えている経営者の方、多いのではないでしょうか?
実は今、国が支援してくれる“使わなきゃ損”な制度があるんです。
「人材開発支援助成金」って何?
厚生労働省が提供する「人材開発支援助成金(人材育成支援コース)」は、
従業員に対して、職務に関する専門的な知識や技術を学ばせる職業訓練を実施した場合に、
その費用の一部を助成してくれる制度です。
しかも、正社員だけでなく有期契約労働者やパートさんも対象!
“人を育てながら、お金も戻ってくる”というまさに一石二鳥の制度です。
3つの訓練パターンで、幅広く対応!
1、人材育成訓練
10時間以上のOFF-JT(職場を離れて行う座学など)で専門スキルを習得
2、認定実習併用職業訓練
新人教育などに最適!座学とOJT(職場内訓練)を組み合わせて4か月以上実施
3、有期実習型訓練
有期契約の従業員向け。OJTとOFF-JTを組み合わせて2か月以上訓練
気になる助成額は?
なんと、1人あたり最大50万円の助成も可能!
例えば…
・10時間以上100時間未満の訓練:15万円(中小企業は10万円)
・100時間以上200時間未満:30万円(中小は20万円)
・200時間以上:50万円(中小は30万円)
さらに1事業所あたりの上限は年間1000万円!
補助率も中小企業の場合、
・正規:45%
・有期、パート:60%
と非常に手厚くなっています。
人材不足時代の“必須戦略”かも?
いま、どの業界でも人材不足が深刻です。
「育てる前に辞める…」そんな声も聞こえてきますが、
実は育てようとする姿勢が社員の定着や信頼にもつながるんです。
制度を活用してスキルアップと定着率UP、
さらに助成金でコストも抑えられるなら、やってみる価値は十分にありますよね。
まとめ:育成はコストじゃなく“投資”
この制度は要件をしっかりと押さえれば意外と難しくありません。
「うちは対象になるの?」「どう申請すればいいの?」など、
気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください!
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